こんにちは。どでぃーです。
今日のランチのメニューレベルならどうでもいいですが、仕事や人生など、大きな選択を迫られた時って悩みますよね。
そんな時は大体このタイプの二択。
AかBどちらを選ぶか?
やるか?やらないか?
例えば、
- チャレンジすべきか?やめとくべきか?
- 断るか?引き受けるか?
- 就職すべきか、進学すべきか?
- 退職するべきか?このまま仕事を続けるか?
- 転職すべきか、起業すべきか?
- この人と本当に結婚していいのか?
自分にとって大きな決断であるばある程、「どちらが正しいのか?」と迷ってしまいがちです。
僕も時々やってしまいます。でも、本来その考え方が時間のムダです。
今回その辺を深掘りしたいと思います。
ちなみに、タイトルが紛らわしいですが、「どちらか迷った時に正しい選択ができる方法」を共有するものではありません。
「そもそも選択自体に正しいもクソもないから、視点を変えましょう」というお話です。
選択自体に意味がない理由
まずは人生の選択ついてシンプルに考えてみましょう。
①両方の検証をしようがない
そもそもですが、Aを選んだとして、結局Bを選んでたらどうだったのかをわかりようがありませんよね。絶対に両方の結果を検証できないのに、どちらが正しいのか迷うっておかしくありません?
ただの時間のムダです。
②選択後のあなた自身の行動次第
当たり前ですが、あなたが決断した後にどう動くかで全部変わります。大成功にもなるし、大失敗にもなる。だからどっちを選ぶかなんてどうでもいいんです本来。
要は人間って弱い生き物なんです。こういう風に、何の意味もないことを真面目に悩んでしまうんですよね。当然自分もやってしまいますw
ここで伝えたいのは、未来の選択肢に対して「どっちが正しいのか?」という考え方は間違ってるんです。正しい選択なんてそもそも存在しないということです。
渡米の決断は正しかったのか?
ここで一例として、少しだけ僕の話をさせてください。
僕は20代後半で仕事を辞めて単身渡米しました。
当時、三つの選択肢がありました。
- このまま仕事を続けるか?
- (国内で)転職するか?
- 渡米するか?
自分の中では今後の人生に関わる大きな決断ではあったかと思います。
結果、渡米を決断しました。その後永住権も取得し、現在もアメリカに住んでいます。とても充実していて、渡米してよかったとは心から思っています。
という意味では、一見正解だったように見えますよね。
一方、仮に数年後、途中で心が折れて帰国したとします。その後国内で転職活動をするも、どこにも雇ってもらえない。30歳過ぎて安アパートに住みながらアルバイト生活。その後家賃もろくに払えなくなりネットカフェ難民に。
こうなっていたらどうでしょうか?
渡米の決断は不正解だったとなるのでしょうか?「あの渡米は間違っていた」と。
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何が言いたいのかというと、今現在、「渡米の決断が正解だったのか?」と自問してみると、
「そんなの知るか。どっちだっていいわ。」
です。要は「渡米してよかったと今現在思っていること」と、「当時の選択」は全く関係ないんです。
渡米してから、いろんな葛藤や不安もたくさんありましたよ。当たり前だけど、マジで誰も助けてくれないんだもんw
地元を離れ、日本社会からも離れ、孤独に感じることも。得るものもありましたが、失うものもあったはずです。
その中で、アメリカで約10年ただひたすらもがいたんです。海外生活、仕事、ビザなどいろいろありましたが、海外で生き残るために、戦い続けたんです。
結局その後にどうするかが大事で、選択そのものになんて無意味なんです。
何を基準に決断するのか?
とはいえ、
「それはわかった。でも選択に意味はないと言ったところで、結局どうしたらいいの?どちらかに選択はしないといけないんだけど?」
という人もいるかと思います。そうですよね。
確かに迷うことはたくさんあります。
いろいろな視点があるかと思いますが、僕個人的にはあえて一つだけ挙げたいと思います。それは、
「気持ちの強い方を選べ」
です。シンプル過ぎてピンと来ないかと思いますので補足します。
人生や仕事の岐路で迷った時って、よく「楽しいと思う方」とか、「後悔しない方」とか言われますよね?
僕は人間そんな純真無垢な美しい生き物ではないので、そんな小綺麗な動機では弱いと思っています。前述の通り、結果は決断後の行動で全て変わるから、強い気持ちを持てる方が大事だと考えています。
強い気持ちというのは、希望とか期待とかポジティブなものだけではなく、拒絶とか否定とか、ネガティブなものも含めての気持ちのことです。
むしろこういう時こそ、ネガティブな気持ちの方が大事。人間って願望の強さよりも、痛みを避けたいという気持ちの方が強かったりするんですよね。
例えば僕の場合、自分の求めるライフスタイルを目指して渡米した、という比較的ポジティブな理由も確かにありましたが、
「常識やルールガチガチで窮屈な日本社会で、奴隷のように働き続けるのマジ無理」
という強烈な気持ちもありました。はい、ネガティブw しょーもないです。
だから渡米した以上、絶対に元の生活に戻りたくない。だったら(正解不正解があるのだとしたら)なんとしても正解に持っていかなくてはいけない。
この気持ちは、渡米後に大きな原動力になりました。
ということで整理すると、
どっちを選ぶかに正しいもクソもない。
その後にあなたがどうするか?によって全部変わるのだから。
だから大事なのは決断後にどう転ぼうが、もがくことができる「強い気持ち」。
気持ちはポジティブだろうがネガティブだろうがなんでもいい。
決断後に意地でも正解に持っていけるような強い気持ちさえあれば、結果としては成功しようが、失敗しようが、全部正しい決断です。
では!
どでぃー