こんにちは、どでぃーです。
近年、個人で気軽にできる物販の副業にうってつけのプラットフォームがそこら中にあります。
- アマゾン
- Yahooショッピング
- ヤフオク
- 楽天
- バイマ
- メルカリ
- Ebay
集客をしてくれる大手プラットフォーム上で販売は確かに初心者にとっても始めやすいスタイル。
一方で自社ショップではなく、プラットフォームを通しての販売だからこそハマりがちな落とし穴があります。
特にちょっとネットで調べたくらいで始めてしまう初心者が陥りがちです。
その穴にハマると、費用対効果は下がり、せっかく始めたビジネスが非効率な単純労働になってしまいます。
前回、類似トピックで自滅しがちなパターンを解説しました。
今回はもう少し実務的なお話で、物販ビジネスで副業初心者が失敗しがちなパターンを共有したいと思います。
副業で始める物販ビジネスの落とし穴
前提として、自社ショップではなくプラットフォーム上での物販ビジネス向けのお話です。
すぐに結果が出ると思っている
これ、今までにBUYMA販売の相談者に結構多かったんですよね。「たくさん出品しましたけど結果全然売れません(泣)」って。
聞いてみると出品から1〜2週間程度しか経過していなかったり。その程度だとまだ結果が出たとは言えません。
初心者のありがちな勘違いとして、売れない理由=商品が悪いって思いがち。頑張って出品したのに全く反応がないと不安になってしまうのかと思います。まだ右も左はわからない中なので気持ちはわかるのですが、物販は時間がかかります。
目安として販売開始から最低でも1〜3ヶ月は見てみましょう。
また、売れない理由はもちろん商品だけとは限らず、無数にあります。
- 商品選定
- 価格帯
- 見せ方
- 販売タイミング
- 全体の商品構成
- プラットフォームとの相性
- 顧客層
etc…
なのですぐに判断せず、ある程度の期間様子を見てみましょう。
安くすればいいと思っている
何がなんでも販売実績を作ろうと、片っ端から最安値にして、100円利益とかでも販売しようとしている人がいます。
何をどう差別化していいかわかんないから、わかりやすい価格をひたすら下げる。
表向きの販売件数や売り上げしか見ていない。
遅かれ早かれ失敗する典型パターンです。
これに陥る人は、価格を下げて売り上げを立てる代わりに、どんなリスクを背負っているのかがわかっていない人に多いです。
価格を下げるということは、
- 利益が圧迫される
- 利益(収入)に対する労働が増える
- 信用が積み上がらない
というとてつもないリスクがセットになっています。
物販はお客さんを価格だけで釣れば、価格で逃げる
最新の流行だけで釣れば、流行が終わると逃げる。
— どでぃー🇺🇸 (@doddykun) October 7, 2019
「安さ」で釣ったお客さんは、残念ながら価格以外であなたに何の魅力も感じていないので、リピーターに繋がりにくいです。
つまり、
安くして売上を上げる
⬇
利益率は下がる
⬇
さらに売り上げを上げるために安くする
⬇
労働効率は下がる
という非効率な単純労働の悪循環に陥ります。
すでに物販をされている人は、確認手段として一度試しに純利益に対してあなたの時給を換算してみるといいと思います。
粗利じゃないですよ?純利益です。
「安い」だけで勝負している人は時給が恐ろしい程低いはず。
「じゃあ資金も経験もない初心者が価格以外でどう勝負すりゃいいの!?」
と疑問が浮かぶと思います。
現実的な方法としてはブランディング、つまり「お店を自分色に染めること」です。
が、まさに次に陥るパターンがこのブランディングのところ。
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ブランディングは不要だと思っている
バイマ販売初心者の方から相談を受けた時に何度かもらったコメント。
「欲しい商品がプラットフォーム上で検索されるんだから、お客さんから見たら出品者のブランディングなんて関係ないですよね?」
「バイマのようなプラットフォームで自分のお店を差別化なんてできないと思いました。」
これもよくある物販ビジネスの落とし穴。
結論からいうと、初心者だからこそむしろブランディングがより大切です。ベテランバイヤーと違い信用も実績も何もないのだから。
独自の切り口やストーリーでオリジナリティを出すしかありません。
例外として、アマゾンのようにプラットフォーム自身が窓口の要素が強いタイプは確かに一理あります。
でも楽天やバイマのように個別のアカウントページがある場合は、実はブランディングは超重要。「安い」でしか売れない上にブランディングがないと、何一つ信用が蓄積されません。
繰り返しになりますが、「安い」で釣るしかなくなり、利益は日々圧迫され、終わりのない単純労働化という地獄のループに陥ります。
結果、遅かれ早かれ疲弊しきって自滅してしまいます。
今までに端から見たらイケイケだったのに、突然消えるバイヤーを何人も見てきました。
経験も資金もない初心者が、価格以外で差別化を図るには、結局ブランディングしかないんですよね。
その辺については有料記事になりますが、Note上でも掘り下げていますので、興味がある人は参考にしてみてください。
物販ビジネス初心者こそ独自性で勝負!
カスタマイズ性の薄いプラットフォーム上でブランディングを不要だと考える人はたくさんいます。
だからこそ、ある意味初心者にはチャンスです。
ブランディングとは一言でいうと、「お店を自分色で染めること」。
- 具体的なターゲット
- お店の雰囲気
- 商品ラインナップ
- 接客スタイル
などなど、もちろんやり方は人それぞれですが、全てに関して「一貫性のあるあなたらしさ」を作っていくんです。
非常に奥深いところがありますのでここでは割愛しますが、「あなたらしさ」に刺さる人を少しずつ獲得していくのが、長期的にみたら実は最も効率的な方法なんですよね。
では!