僕は現在アメリカを拠点にファッション系ショッピングサイトBUYMA(バイマ)で日本のお客さんに向けてオンライン販売をしています。
日々お客さんに接する機会があるんですが、接客スタンスとして、いわゆるお客様=神様扱いはしません。「ショッピングをお手伝いする」くらいの感覚で接するようにしています。
もちろん親身な対応は心がけていますが、基本正直でいます。嫌なことは嫌といいます。
そんな販売活動の中で、どうしても好きになれないお客さんのタイプがいまして、今回軽くシェアしたいと思います。
うざい値下げ要求族はこの世から消えてほしい
本題ですが、トップクラスに嫌いなのは呼吸をするように値下げ要求してくるお客さん。
初回コンタクトから理由も補足もなく、いきなり値下げだけ要求してくる人とは絶対に取引しないようにしてる。
値下げがイヤだからじゃなくて、そういうマインドの人にろくなやついないから。
— どでぃー🇺🇸 (@doddykun) September 21, 2019
特に一部のメルカリユーザーって半端ないですよね。僕も一時期販売していたことがあるのですが、すぐ価格を値切ってくるうざいお客さんが多かった印象です。
メルカリに比べればBUYMAは比較的少ない方だとは思いますが、それでも時々遭遇します。
言い方は人それぞれだけど、他になんの補足もなく、ただこれだけ。
- 少し値下げできませんか?
- 気持ち割引できませんか?
- お値段相談できませんか?
- 割引クーポンください。
- 〜円なら買いますがどうですか?
僕はこの手のすぐ値切ってくる人が大嫌いです。お客さんとしてというよりは、普通に人として嫌いです。
自分に嘘をついたり、ストレスを溜め込んでまで取引をしたくないので、自分に合わないと思う人とは取引をしないようにしています。
基本BUYMAのお客さんって、数あるマーケットプレイスの中でも良識あるちゃんとした人が多いんですが、時々こういう人に出くわします。
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値下げ要求族が嫌いな理由
前提として、
- 初回コンタクトであること
- その他なんの質問もなく、根拠なく値下げ要求だけしてくること
の場合のみです。
理由は2つ。
お客様=神様マインドが見え隠れしている
お客様=神様 だとまだ思ってる昭和人間って、
取引・お買い物は対価を払い、モノ・サービスを受け取るもの等価交換で、
お客さんは買わない権利があるように、販売側・提供側も売らない権利がある本来50:50の取引。ってことをまだ理解してないのかね?
— どでぃー🇺🇸 (@doddykun) October 11, 2019
理由もなく、初回でいきなり値下げ要求できちゃう人って、これを完全に理解していなくて、オレは金を払うお客様なんだからあなたはプラスαでサービスするものだ、というお客様=神様マインドが刷り込まれてるんだと思います。
お客さんが買う権利も買わない権利もあるのと同様に、販売側も売る権利も売らない権利もあるんですよね。だから、「まけてくれたら買ってやる」的なスタンスはそもそも間違ってる。
そういう意味では、「値下げ交渉」という言葉を勘違いしてる人が多い気がします。根拠なく値下げさせようとする行為はただの要求です。
僕は建設的な交渉であれば大歓迎です。繰り返しますがこれは交渉ではなく、ただの要求です。
その人の人間性や考え方、環境をマイナスに感じ取ってしまいます。
例えば、
- 2点買うので割引できませんか?→数量ディスカウントパターン
- 私は中学生なんですが、この商品に一目惚れしてどうしても初デートに着ていきたいんです。でもお小遣いが少しだけ足らないんですが、値引きしてもらえませんか?→情にうったえるパターン
- 全く急いでなくて到着がいつになっても構いませんので、少しだけ値下げしてもらえませんか?→相手の手間、リスクを下げてあげるパターン
これが交渉です。実際良識のあるお客さんはこの辺うまくやってきます。
ほんとに値引きして欲しいのなら、このくらいもうちょっと考えて相手を転がせばいいのに。
そんな簡単なこともわからない、またはわかってても販売者の心境なんてどうでもいいと、配慮のない人だと思ってしまうんで嫌いです。
想像力がない
物販ビジネスとして考えると、メルカリなら多少理解できます。(それでも嫌いは嫌いですが。。)
メルカリはBUYMAと違い、”フリマアプリ”の名の通り中古、個人の不用品を売買するマーケットプレイスです。今はいろんな使われ方をしますが、それがメインコンセプト。
自分の所有物かつ、不要なものを売買するものなので、この場合であれば値下げもわかります。
ですがBUYMAは(日本では手に入らないような)新品のブランドアイテムをメインに売買するショッピングサイトです。なので状況が大きく異なります。
最低限の環境認識すらもできない人なんだろうな、と思ってしまいます。
これって、例えば大事な彼女とのデートでオシャレなレストランに行くときには、ちゃんとした格好をすることと一緒だと思うんですよね。
普段ファミレスでランチする時はジャージ上下姿だったとしても、”彼女&いいレストラン”という状況を想像できているからきれいめな格好ができているはず。
そういう意味では環境認識ができていないか、販売者を人間扱いしていないかのどちらかだと思ってしまいます。
といっても取引を断る理由としては実はそれが8割くらい。残り2割は運営の考え方によるものです。
価格だけで寄り付くお客さんは、価格だけですぐ離れるので、そもそもターゲットにしていないという方針もあります。
値下げ要求族とは取引しません
物販ビジネスをしている人、みんなで値下げ族撲滅運動をしましょうw
真面目な話、値下げが蔓延する市場って、販売側も、客も結果的に足引っ張り合っちゃって損するんですよね。
もし物販ビジネスをしていて、すぐ値下げしてしまうバイヤーさんがいたらこちらも読んでみて欲しいです。
余計なお世話なんですが、根拠のない値下げ要求がクセになってるお客さんは非常にもったいないと思う。
せめて、本当に値下げして欲しければ、相手をもっと転がして、割引せざるを得ない状況をどうやったら作れるか、考えてみたらいいのに。
なんかうまくいかないなー、オレいっつも損してるなー、と思っている出来事の大半は、もしかしたら自分の振る舞いや言動が原因かも。
と自戒の意味も込めてシェアでした!