こんにちは、どでぃーです。
副業、起業にかかわらず、個人でビジネスをする人が増えてきましたね。
物販ビジネスという土俵ですが、僕もその1人です。
元々独立前から、経営者や個人事業主と関わる機会が多々あったのですが、そこで感じたことがありました。
成功する理由は多くのものに作用されますので多種多様なのですが、失敗する理由には必ず共通点があるということです。
今までの経験から、必ず失敗するパターンを1つだけ共有したいと思います。
これは特に、
- やりたいことが明確にある人
- 好き嫌いがはっきりしている人
- 自分の実力に自信がある人
ほど気をつけたほうがいいと思います。
今回のお話は能力の問題というよりは、誰でも陥る可能性のあるメンタルの問題です。物販ビジネスだけでなく、どんなジャンルにも共通するお話です。
物販ビジネスについてのお話はこちらをご覧ください。
一見シンプルなんですが、突き詰めると個人的にはとても難しい問題だと思っています。
物販副業で必ず失敗するパターン
結論から言うと、「自分のプライドを優先してしまう」ことです。
これはどちらかというと男性に該当しやすいかもしれません。
プライドというのはもちろん自分の力になる大切な存在だったりもするのですが、時には過剰な自信、エゴに成り代わり、身を滅ぼしてしまうこともあるのです。
その他多くの業種にも当てはまるかもしれませんが、物販ビジネスは特に起こりがち。
ビジネスとして考えたら、結果として「利益」を出すことが必須です。というか利益が出ないならどんな活動してようがビジネスじゃありません。ただの趣味です。
せっかく新しい事業をしても自分のくだらないプライドが顔を出すことによって、一生懸命やっても利益が出せない自滅パターンに陥ったりします。
こういうのが起こる原因は、結果=利益を出すために必要なアクションと、自分のプライドがマッチングしていないからです。
2つ例を挙げたいと思います。
例1:万年赤字のYoutuber
アメリカ人の友達でサラリーマンをやりながらYoutuberとして活動している人がいます。将来Youtuberとして独立を夢見ているんですが、彼はなんと6年間もやっていて、チャンネル登録者が500人。
いや〜これ無理でしょw と誰が見ても明らか。
でも(姿勢としては)趣味ではなく、結構本気で仕事終わると夜中まで毎日作業しているようです。
掘り下げて聞いてみると、もちろんやり方とか、ビジネス的にもろもろダメなところはあるんですが、それを差し引いても、彼のプライドが致命的だと思いました。
どんな動画を撮ってるのか見せてもらったんですが、
「ここのくだりが面白くてね・・・」
「このエフェクトを使ってからの流れを結構工夫したんだよね」
「ここ!すごいかっこいいから見てみて」
と、完全に自分目線。しかも正直、何がすごいのか全然理解できなかった。むしろダサいとすら思いました。
彼の力を入れているところ、こだわり、楽しみ、どこをとっても、視聴者に楽しんでもらうためではなく、自分がかっこいいと思う動画を作るために活動しているんですよね。
Youtuberとして生計を立てることが目的なら、言うまでもなく
◯チャンネル登録者、視聴回数&時間を増やすこと
☓自分をクオリティーを評価してもらうこと
です。
そしてそのためには、当然視聴者が観たいものを作らなければいけません。
目的に対して、行動の過程に自分の欲望やプライドが入り込んでるので、成功するはずがありません。
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例2:裸のカリスマバイヤー
次はアパレルバイヤー時代に仲良くしていたお客さんです。アパレルショップを経営しつつ、カリスマバイヤーとして有名な人でした。確かに感度の尖り具合といい、商材を見つける嗅覚といい、彼のセンスは抜群でした。
「最先端のアメリカンストリートのリアルを見せる」というスタイルでショップを展開し、彼自身そのセンスにものすごい自信を持っていました。
ですが、自分のセンスに突っ走っていった結果、残念ながら廃業することに。
彼は「本当のファッションをわかっていないバカが多すぎる」とぼやいていました。
僕はアパレルバイヤーやっといて、ファッション興味なし&センスゼロなので、そのバカの一人かと思うと耳が痛かったですw
お客さんの多くは彼のスタイル、センスがかっこいいと思う反面、別に彼の売る商品を買おうとは思わなかったんです。
彼のかっこいい生き様、センスを全面に出したブログ、インスタは盛況だったんですが、実情はお店にはお客がすっからかん。レアな服の展示会場みたいになっていて、倉庫は在庫で溢れていました。
ショップ運営としては、
◯お客さんの求める商品を提供して利益を上げる
☓自分のセンスが1番であることを認めてもらう
やっぱり大きなズレがありました。
彼自身そのことは頭ではわかっていました。わかっていたのに、どうしてもプライドが許さなかったんです。自分のセンスが一番、そのセンスをわかる人が必ずいる、必ず買うと信じていたんです。
実際にはインスタ上では多くの人が「いいね!」と称えてくれるものの、実際に買う人はごく少数。
結果彼は廃業に追い込まれてしまいました。
承認欲求という魔物
2つ例を挙げましたが、「こんなカンタンなことわかってるから俺は大丈夫」って思った人、いるんじゃないでしょうか?
僕はそうは思いません。たとえ頭でわかっていても、誰にでも起こり得ることです。冒頭で言いましたが、これは一見カンタンなようでとても難しい問題だと思います。
なぜかと言うと、ビジネスを本気で始めるには多かれ少なかれ、どこかしらに熱量が必要です。熱量とは好きなものに対する愛情やこだわり、あるいはモチベーションのこと。
皮肉にもその熱量が大きければ大きい程、プライドが生まれやすいものなのです。
そしてなぜ自分のプライドが成功を遠ざけてしまうのかというと、少なからず承認欲求が絡んでくるからです。
- 自分の自信作を見せたい
- 自分のこだわりを理解して欲しい
- 自分のセンスを認めて欲しい
承認欲求は誰にでも存在する本能レベルのものなので、完全に取っ払うのが難しいんです。
対して、ビジネスは「利益」を追求することです。
ビジネス立ち上げのきっかけになった熱量から生まれた自分のプライドを、今度はビジネスを成立させるために押し殺さないといけないという皮肉な場面に遭遇することなったりします。
そのバランスが非常に難しい。
さらにやっかいなのが、自分が認めて欲しいポイントってみんなそれぞれ違うんですよね。自分でも気づかないところがあったりします。
頭ではわかっていても、実際にその時になると自分のプライドが顔を出してしまうんです。
プライドによるビジネス失敗を避けるには
目的達成のためには承認欲求をコントロールする必要があります。大事なのは排除ではなく、コントロールです。
自分のプライド、こだわり、センスがビジネスに活きることもありますので、どこでどう出すのか、その判断ができるならいいんです。だから排除ではなく、コントロール。
そのために最も必要なのは、意識的に原点に戻ることだと思います。
- なんでこのビジネスを始めたのか?
- 誰のためにやるのか?
- ビジネスを通して自分はどうなりたいのか?
心の中で目的がブレなければ、そこに到達するまでのアクションもブレないと思います。
では!
どでぃー