こんにちは、どでぃーです。
ところで、後悔していることはありますか?
人間誰しも弱いところがあり、中々うまくいかないこともありますよね。
だらけたり、諦めたり、楽な方に流されたり、そんなのは日常茶飯事。
目の休憩に週末はYoutubeを絶対観ないって決めてたのに、気づいたらケイスケホンダのプレイ集を観てた。ケイスケホンダならしょうがないか。ケイスケホンダだもんな。
その後数時間Youtubeさんのおすすめに従っていたら、1ミリも興味ないおいしいオムライスの作り方を観てた。
もうYoutubeやだ。
— どでぃー@海外ノマドワーカー🇺🇸 (@doddykun) September 30, 2019
安定のダメ人間っぷりです。
昔の恥ずかしい行動を振り返り、後悔の念と共に過去の自分をぶっ飛ばしたくなったりしたものです。
でも、その後悔や反省が逆に将来とてつもないパワーを与えてくれる可能性もあるんですよね。
今回はどでぃーのちょっとした恥ずかしい体験談です。
クソみたいなオーストラリア語学留学
学生時代から、数年間ずっと引きずっていた後悔がありました。
それは大学3年の夏、オーストラリアに2ヶ月間だけ語学留学&ホームステイをしたことです。
大学に入ってから少しずつ貿易や海外に関わる仕事に興味を持ちはじめていて、
「俺はなんとなく”海外がかっこいい”、”洋楽、洋画がかっこいい”とか思ってるような安っぽいミーハーなやつらとは違う!本気で海外に出て、世界と戦うんだ!」
とナゾのプライドを持っていました。
今思えば今年いっぱい穴にこもっていたいくらい恥ずかしい話ですが、当時は本気で思っていました。
そして就職前に、本場の海外を見るんだ!英語を学ぶんだ!っつってオーストラリアに2ヶ月語学留学。
まぁ勘のいい方はこのあたりでお気づきかもしれません。
そう、オーストラリアのキレイな海と、
金髪美女の水着姿と、
フィッシュ&チップスをお腹いっぱい満喫して、
真っ黒に日焼けして帰ってきました。
カンガルーよりもピョンピョン跳ね回り、
コアラよりもぐーたらしてました。
留学とは名ばかり。絵に書いたような”遊学”ってやつ。
帰国後、日焼けした顔が皮むけ始めて、見た目気持ち悪い感じになってきた頃に・・・
まぁ吹いて回りますよね。
友達に海外を語り、親に本場の英語を自慢し・・・とにかく今書きながら鳥肌が立つくらいのことをドヤ顔でしていました。
ブラックホールがあったら頭から飛び込みたいです。
就職活動での気づき
大学3年の冬から、就活が始まりました。
お決まりのエントリーシート、面接に備え自己PR作りの日々。
自分なりに社会人になること、仕事をすることもイメージしながら、真剣に考えました。
その時、体験として思いつく唯一の武器が”2ヶ月間のオーストラリア語学留学”。
そこでようやく気が付きました。
スッカスカやないかい!
満面の笑みで南国から持ち帰った宝箱は、腐ったゴミしか入っていないことに気づきました。
その恥ずかしさを自覚した一方で、
たった2ヶ月・・・・でも金なかったし〜♪
英語上達なし・・・・でも語学学校にはちゃんと行ったし〜♪
遊んでばっか・・・でも人生のいい思い出にもなったし〜♪
とにかくたった2ヶ月・・・・でももうすぐ就活だったししょうがないし〜♪
と言い訳の武道館コンサート。
就活で猛烈アピールしようと思っていた語学留学が、強烈な汚点になるという皮肉な展開になりました。
そんなこんなで、
「俺は大事な時期に一体何やってたんだろう・・・」
「時間と金をムダにして、自己満旅行をしてしまった・・・」
「何をそんなに自慢できたんだろう・・」
「もうこの体験は消し去ろう・・・」
という深い後悔を背負うことに。
リベンジ的なチャレンジの時
就職後、社会人4年目の夏、”自分の将来”について、”生き方”について真剣に考えている時期がありました。
自分のことなんて振り返る暇もなく爆走していた最中、やっと立ち止まって冷静に考えられるようになった時期でした。
その時真っ先に頭に浮かんだのが、オーストラリアで食べたカリカリのフィッシュ&チップス。
・・・ではなくて”オーストラリア語学留学”の深い後悔。
「そうだ、俺は海外に住みたかったんだ。」
「お遊び旅行じゃなくて、本気で出てみたかったんだ。」
「なのに大事な時期にクソみたいな時間を過ごしてしまったんだ。」
「あんな中途半端はもうたくさんだ。」
と昔の後悔に対するリベンジ精神みたいなものがメラメラと燃え上がってきたのです。
その半年後、会社を辞め渡米することになりました。
それから7年間のアメリカ生活を経て、グリーンカード(永住権)取得。独立して今に至ります。
今思えば社会人4年目というと、キャリア形成としても大事な20代半ば頃です。
本来頭ん中がお花畑の思考停止人間だった僕が、突然退職→渡米→アメリカで転職という大きな計画を実行に移すのには、とてつもないパワーを消費するものだったと思います。
少なくとも、
「また留学してみたいな〜♪」
なんて軽い気持ちでは間違いなく起こせない行動。
後悔に値する負の出来事があったことで、予想外の馬鹿力が生まれたのだと思います。
後悔混じる過去こそが将来のパワーに
その経験から、一見ムダだと思った行動、後悔していることが、後々に自分の支えになることがあると強く感じています。
ジャンプするのに一旦しゃがむ溜めのように、大きなパワーが必要になるターニングポイントに、思わぬ支えとなってくれました。
今思えば、あのクソみたいな語学留学もいい思い出です。
本来やらなければよかったと思う後悔もポジティブに回収できれば、むしろやっておいてよかった思い出に変わります。
あなたの後悔はなんですか?
後悔していることって、誰しも1つや2つはあると思います。
大きな行動を起こす時があれば、具体的に思い出してみてください。
苦痛かもしれません。恥ずかしいかもしれません。
でも、言い換えれば負のパワーは強力です。
前向きに使うことができれば、こんな心強い味方はいないはずです。
では!