こんにちは。
現在は海外アメリカでほのぼのした生活を送っていますが、僕もかつて日本でサラリーマンをしていた時期もありました。
普通のサラリーマン家庭に生まれ、普通に地元の公立の学校に通い、普通に新卒で就職するという古くからキレイに敷かれてる典型的なレールの上を歩んできた人間でした。
今回はそんな僕が渡米前の日本でのサラリーマン時代と、渡米・起業を経た今現在で何が変わったのか?というお話をしたいと思います。
渡米前の価値観
①お金は極力貯金すべし
余ったお金は貯金するもの、今後の何かのために銀行に預けておくものと思っていた。
②男はいつか結婚してローンでマイホーム
特に根拠はありません。学生時代からいずれはマイホームを持つことが一人前の男であり社会人だと思っていた。
③節約は善
根拠を考えたこともありませんでした。考えるまでもなく、節約はいいことだと。
④借金は悪
リスクが伴うのに借金するやつは馬鹿、とこれも深い意味はなく思っていた。
⑤働く・稼ぐ=給料をもらうこと
会社に就職すること、ルールに従い、常識に則り一生懸命貢献することが働くこと。
⑥給料=ストレスと責任を伴う労働の対価
社会は理不尽が飛び交う厳しいのもので、その中であらゆるストレスに打ち勝ち、自分の課せられた責任を果たすからこそ良い給料がもらえるものだと思っていた。
⑦あらゆる社会常識を全てわきまえるのが社会人
毎朝新聞を読む、ビールを注ぐ時はラベルを上にする、先輩、上司に飲みに連れてってもらったら翌日朝イチでお礼のメールを入れておく。一つ一つの立ち振る舞い、ルールを頭に入れるべきだと考えていた。
⑧スーツに袖を通したら本音よりも建前
自分がやりたくないか、行きたくないかは関係ない。
勉強させてください。やってみたいです!ぜひ連れて行ってください!と言うしかないと思っていた。
⑨上の言うことは絶対
年上には必ず敬うべき。先輩、上司のストレスを取り除くのは下の仕事、立てるのも仕事。理不尽に耐えるのも仕事。
⑩空気を読むべき
周りが円滑に進むには自分はどう振る舞ったらいいかを常に考えるべきだと思っていた。出る杭にならない努力をするべき。
ま、一言でいうと、「ミスター思考停止人間」でした。
当時実家で飼ってた犬の方がよっぽど物事考えてたと思います。
渡米・独立後の価値観
①貯金は害悪
活用方法は無限とあるのに、何もせず自分のお金をただ寝かせるだけなんて愚行の極みだと思うようになった。
②嘘をつかなくていい環境は自分で作る
本心はどう生きたいのか、そのためにどうすればいいのか、自分で考えて、自由に行動していいと気づいた。
③常識は自分のフィルター通して作るだけ
常識だから守るのではなくて、知って、考えた上で自分が正しいと思ったものだけ守ればいい。
④年齢判断マジで無意味
敬うかどうか、気遣うのかどうかは、自分が相手をどう感じるかに従うだけでいいと気づいた。
⑤人にどう思われるかはどうでもいい
「人は人、自分は自分」と子供の頃よく聞かされた言葉は社会に出てウソだと感じていたが、本当にそれでいいんだと解釈するようになった。
⑥お金は回すもの
お金は稼ぐだけのものでもなければ、貯めるものでもなく、回し続けるものだと思うようになった。
⑦人生はルールに乗っかるものじゃない、自分でゼロから考えて作るもの
一言でやりたいことをする、自由に生きると言っても、社会の慣習、常識、先人たちの教えから成るテンプレートには乗っからないといけないものだと思ってた。
そうではなく、本当にゼロからカスタマイズしていいものなんだと気づいた。
ほんといい年して何を今更、と自分でも恥ずかしくなりますが、渡米した20代後半にやっとのやっとこのような考え方になりました。
ちなみにこの変化が正しいと言っているわけでは決してありません。それも人それぞれです。
この変化で感じることは、無意識レベルで使っていた”常識”、”普通”、”一般的”というフィルターを通さず、何事にも「100%素の自分の頭で考える」ようになったことです。
環境の変化って人を変えますね〜。
今の自分やライフスタイルにどうしても不満がある人は、今までの人生で接したことのないような人と会える環境を作ってみるのがおすすめです。
今までと全く同じ環境で自分だけを変えることは中々できません。自分の意思で他人も変えられません。
だけど環境は変えられます。
では!
どでぃー