【海外移住】意外と知らない? 「永住」と「帰化」の違い

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こんにちは、どでぃーです。

知り合いに僕がアメリカの永住権を取得したことを伝えたら、

「え、じゃあアメリカのパスポート持ってるの!?」

と言われたことがありました。

永住と帰化がごっちゃになってるのかと思います。答えとしては全然別物なんですが、僕も日本にいた頃正直あまりわかってませんでした。

 

永住と帰化の違い

国によって微妙に違ったりもするので、アメリカを例に挙げています。

「永住」とは?

半永久的に有効なビザ=グリーンカード(永住権)を保有している状態のことです。厳密にはグリーンカードは一度取得すると10年有効、更新も無制限です。つまりアメリカに住み続けて、更新もしていれば永久的に滞在できるのです。

なのでアメリカではあくまで”移民”の立場。国籍は日本人のままだし、移民だからアメリカの選挙の投票権はありません。

アメリカ国外に6ヶ月以上続けて滞在することができません。(厳密には特別な申請を出せばいれます)

グリーンカードを保有していて、半年間日本に滞在していた友達がいるんですが、アメリカに戻った時に空港で別室に連れていかれて、長期滞在理由などを根堀り葉掘り聞かれたそうです。意外と厳しいんですよね。

だから勝手に何年も日本に帰っていたりしたら、永住権は没収されます。

ちなみにこれが実物。グリーンカードってその名の通り、マジで緑色のカード!

 

「帰化」とは?

市民権を取得し、国籍上アメリカ市民になるってことです。なので当然ビザは不要です。

もちろんアメリカのパスポートも取得できますし、選挙の投票権もあります。

移民が帰化するには滞在年数、その国に関する試験に合格するなど、ある程度の条件はありますが、基本的に永住者であれば割とカンタンに帰化できます。

そしてアメリカ市民が親族にいる場合、その親族はアメリカ人をスポンサーにして、永住権を取得できます。まさに国際結婚はそうですよね。よくあるパターンで日本人女性が国際結婚で渡米する時は、アメリカ人である旦那さんがスポンサーになって、永住権を申請してるんです。

または海外移住した日本人夫婦で、片方が永住権を持っていて、もう片方が持っていないパターンも結構あります。永住権を持っている方が帰化して、自らがスポンサーとなって配偶者の永住権を取得させてあげるんです。

 

とまぁ永住権と帰化の違いはこんな感じです。

ちなみにうちの子供はアメリカで生まれました。なのですでに日本とアメリカのパスポートを両方持っています。

かたや僕は単身渡米して、グリーンカード取得までにはとても苦労しました。時間と金をかけてビザを何度も切り替えたり、長期間待たされたあげくビザ更新が却下され国外退去食らったりもしながら、7年くらいかけてやっとのやっとグリーンカード取得。長い道のりでした。

うちの子は生まれてわずか3秒。「おぎゃー!」っと1シャウト瞬間ビザ、グリーンカードを飛び越えて市民権ゲットw マジでチートや。。。

では!

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